人形町駅近く、日本橋富沢町にある本校で、2005年10月より講師をしております。 10年ほど前は、私も生徒でした。まったくきものを知らなかった私は、 いつの間にかきものの魅力にどっぷりつかり、とうとう講師に。 大好きな日本橋で、一人でも多くのきものファンになっていただけるよう、 生徒さんとの出会いを楽しみながら働いています。
花影きもの塾は「千代田のきもの(現 丸正)」内に開校してから丸22年。2005年10月に、日本橋富沢町内で移転しました。この一年は、日本橋の良さを伝えつつより良い受講システムや教え方に悩んだ、試行錯誤の日々でした。嬉しかったり、落ち込んだり、生徒さんに励まされながら(?!)楽しさを忘れず、一緒にコーディネイトを考えます。きれいに着られた姿を見ると、私も自分の事のように嬉しいです。授業の後は、銀座や日本橋の美味しいお店の話も出たりして、和気あいあいとしたティータイムを楽しんでいます。是非一度、見学にいらしてください。 ・花影きもの塾 http://www.hanakage.jp
呉服の賢人がいる街 江戸期より、今もなお脈々と続く呉服問屋の街、人形町界隈。アンティークやプレタブームの昨今、きもののお仕事をしている特権で、普段は潜入できない、呉服問屋の賢人達にきものや小物選びのポイントを伝授していただきました。
〜(株)丸正 千代田のきもの (東京都中央区日本橋富沢町) 志賀様〜 さすが問屋さんと言わんばかりのきものが山積みされています。皆さん忙しそうに荷物を入れたり、出したり。邪魔にならないよう、隅の方で賢人をお待ちしておりました。賢人が思うきもの選びのポイントは「まず実際に良い物を手にし、見極められるように。」良い物とは「作り手がはっきりしていること。」お薦めは、草木染の優しい色目で柔らかい風合の信州飯田紬で、思わ ず「かわいい!」と声を上げてしまいました。触れただけで、作り手の着心地の良さの追求が、優しさとなって伝わってきました。
〜創作小物の山崎 (東京都中央区東日本橋) 志田様〜 玄関に入るとおかめとひょっとこシリーズの小物達がお出迎え。賢人に案内されて、奥に入ってみると、そこには沢山の小物達が、まるで小物天国…。写真に収める小物を選びながら、ここでも一人で「かわいい!」の連発で、ついつい長居をしてしまいました。賢人が思う小物選びのポイントは「きものの格に合った小物の中で、調和しながらも主張している小物を選ぶのは小物選びの醍醐味!!」きものは小物によって印象が変ってきます。色々なパターンを考えながら、選ぶのは楽しいですね。お勧めの帯止めは石で出来、品があって素敵でした。「私も帯止めを使ったオシャレを楽しみたい!」と幸せな気持ちで山崎さんを後にしました。
きものは奥深く、こだわりがある本物には、日本人の美のパワーを感じました。本物を見極めながら、きものや小物を選んでいくと着る楽しさも倍増ですね!