作・演出は水谷龍二。「星屑の会」をはじめ、多数の作品を手がけ、今もっとも注目されている存在です。2000年の夏にはその才能を買われて、歌舞伎の新作を書き下ろしています。
舞台は幕末。落語から材を取った「居残り佐平次」に新構想で挑みます。口八丁で遊郭に居残る佐平次に風間杜夫。その遊郭にやってくる大親分清水の次郎長に平田満。妖艶な遊女役には、高橋由美子、余貴美子、馬渕英里何。水谷芝居でお馴染みのラサール石井、小宮孝泰、渡辺哲、でんでんに、落語会のプリンス柳屋花緑も加わった豪華な顔ぶれが勢揃い。
明治座が二十一世紀にお贈りする新機軸。どうぞご期待下さい!
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