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 “己の夢と希望に向かって真っ直ぐに歩んでいく青年”…明治座2月公演は村上元三=原作、堀井康明=脚本・演出「佐々木小次郎」を上演いたします。佐々木小次郎といえば巌流島で宮本武蔵との戦いに敗れた「敗北者」というイメージが強いと思いますが、今回の舞台では、魅力的な美剣士・小太刀の達人で、恋に生き、乱世に生きた武芸者としての見応えのある作品を贈ります。現代でも必ず反響のあるドラマチックなストーリー展開が胸に迫ります。平成12年12月に「腕におぼえあり」で明治座初登場した村上弘明が演じる小次郎。まさにはまり役と言えるでしょう。是非ご期待ください。

●開演時間 2002年2月2日(土)〜27日(水) 11:00am/4:00pm
●ご観劇料(税込)A席12,000円  B席5,000円
「佐々木小次郎」

慶長の世、佐々木小次郎は捨て子同然の身分。小太刀の名人・富田勢源に拾われ、剣術の修行をつんだ。勢源亡き後の道場では、誰ひとり小次郎にかなう者はいなかった。 己の力だけを武器に、家柄や権威などに左右されず広い天下に出てみたい!それを引き止めるのが兎禰(多岐川裕美)の存在であった。小次郎の友人・伊之瀬東馬(美木良介)の許婚であるのだが、二人は恋に落ちる・・・。諸国を歩いて武者修行を積んだが、誰からも相手にされず大坂に流れ着きあてもなくさまよう小次郎は、舟の上で宴を張っている一座を見る。その一座の踊り子は出雲の阿国(高嶺ふぶき)、そして船の主は琉球や異国との交易で財を成した南屋十兵衛(林与一)であった。十兵衛と小次郎は互いに魅かれるものを感じ、また阿国の舞に自分が夢見ている剣術の理想の姿に通じるものを感じる・・・。剣一筋に生き、自分の実力を試す為に諸国を巡る。 そんな最中、風の便りに“宮本武蔵”の名が耳に届くのだった・・・。

                                                       2002年1月掲載記事  
                                             ※内容は、掲載当時のものとなります  

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