一般の方々にご参加いただいて水天宮と人々との接点を増やすことに努めております。例えば、お正月の元旦〜7日に水天宮がスタートの「日本橋七福神巡り」を実施しています。1日に7,000〜8,000人くらいの参加があり、たいへん好評を博しています。
2月の節分祭には豆撒き、さらに今年は特別に、5月5日のこどもの日に人形町商店街の「稚児行道」が32年ぶりに復活するので、より多くの皆さまに参加していただきたいですね。
人形町出身の歌手・大木トオル氏のコンサートを境内で開催したご縁で、大木さんによるセラピー・ドッグ(犬に触れて心を癒す療法)の活動に協力しています。水天宮の「子宝いぬ」との犬繋がりではありませんが、この活動には今後もご協力したいと思っています。さらに今年はここでスペシャルオリンピックス冬季世界大会(知的障害者のスポーツの祭典)の聖火の点灯式も行ないました。
毎年春秋の交通安全運動の時には、「母の会」が折った鶴を安全祈願し、水天宮交差点でドライバーに配布しています 。
子供を育てるのは大変だとお考えの方もいらっしゃるようですが、ここで子供を授かって喜んでいらっしゃる方の姿を見ていただければ「子宝に恵まれることは楽しいんだ」「幸せなんだ」と実感していただけるのではないでしょうか。水天宮が、こうした子宝を授かる喜びを啓蒙していければ幸いです。
地下鉄半蔵門線が開通した時に、渋谷のハチ公が会いにくるというポスターで有名になった「子宝いぬ」がマスコットとして人気を集めています。子宝犬のまわりには干支が彫ってあり、自分の干支を撫でるとご利益があるということで、ご自分やお子さんの干支を撫でていらっしゃいます。お越しになった際には是非撫でてお帰り下さい。