歌舞伎堂艶鏡 二世中村仲蔵の松王丸

歌舞伎堂艶鏡は、東洲斎写楽と同時代に登場し役者絵を描いています。本図は「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」で松王丸を演じる、二世中村仲蔵(なかむらなかぞう)を写しました。艶鏡の作品は出版する際の印が無いため、私的な配り物として制作された可能性が高いと考えられます。