八丁堀2丁目遺跡見学会が行われました
11月10日(金)、八丁堀2丁目遺跡(八丁堀2-17)において発掘現場と出土遺物の見学会が行われました。
遺跡地は、明暦3(1657)年の絵図では、すでに町奉行である神尾備前守の与力たちの屋敷となっていたところです。本日は、大型の桶が地中に埋められた状態で見つかった井戸、埋桶(便所の跡)、穴蔵などが示されている遺跡地を前に見ながら、大勢の見学者たちに学芸員が、当時の与力の生活ぶりなども交えて細かく説明していました。また、展示されている出土遺物のなかには、当時の子どもたちの玩具やとっくり、器など完全な形のものも多く並べられ、見学者たちの関心を集めていました。