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2006年04月29日

第20回銀座みゆき通り「フラワーカーペット2006」開催

 4月29日(土)、午後零時30分から午後5時30分まで銀座みゆき通り(車道)が、約120万枚のチューリップの花びらで埋もれ、色鮮やかな310メートルにわたる花のカーペットが出現しました。早朝、富山県から運ばれた20万本のチューリップは、みゆき通り美化会の会員や家族、従業員、ボランティアの人達等によって色分けされ、一枚一枚の花びらにされてカーペットになっていきました。今年の絵柄のテーマは、「人にハート、街にアート」です。家族連れで写真を撮ったり、スケッチをする子どもたちでカーペットの前は大賑わいでした。
 都会のビルの中、華やかな色彩とさわやかな香りが道行く人々の心をなごませてくれました。

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2006年04月28日

「地域との協働指針」を策定しました

中央区では、地域の課題に主体的に取り組む団体と区が協働することにより、多様化する区民ニーズにきめ細かく対応し、快適で活力に満ちた都心型協働社会をつくることを目指しています。
そのため、協働の基本的考え方や進め方などを明らかにするとともに、区と地域で活動する団体が共通の認識を持ってさまざまな課題に取り組み都心での新たなコミュニティづくりを推進するために、このたび「地域との協働指針」を策定しました。

「地域との協働指針(概要版)」の配布
区役所一階地域振興課、情報公開コーナー、まごころステーション、日本橋・月島特別出張所、NPO・ボランティア団体交流サロンで配布しています。また、区のホームページでは、全文及び概要版をご覧いただけます。

日本のふるさと物産展

 4月28日(金)から、晴海トリトンスクエア(晴海1-8-16)において、日本のふるさと物産展が開催されています。この物産展には、北海道から鹿児島まで日本各地からの名産、特産品を集めた20ブースが出展されています。
 初日の今日は、天候にも恵まれ、あたりに漂うおいしそうな香りに誘われた会社員や近隣の主婦らで大変賑わいました。
 この催しは、4月30日(日)まで開催され、29日(土)、30日(日)は、アカペラコンサートやキャラクターショーも実施されます。

2006年04月27日

仮住居費補助等の(株)ヒューザーへの請求について

 中央区は耐震強度偽装問題に関し、現在、国や東京都と連携して「グランドステージ茅場町」居住者に対し移転費や家賃の一部の公的支援を行っているところです。
 中央区はその支援額について、居住者のご理解とご協力の下、売主である(株)ヒューザーに対して支援に要した額を請求することにより責任を追及していく必要があると考えており、4月27日(水)、破産債権の届出を破産管財人へ提出しました。
 なお、今回の請求は居住者全員の承諾及び委任を得て行うものであり、関係自治体で初めての請求になります。

2006年04月26日

美しい景観 日本橋シンポジウムが開催されました

 4月26日(水)、「美しい景観を創る会」、千代田区、中央区、日本経済新聞社の主催により、三越劇場(日本橋三越本店本館6階)において「美しい景観 日本橋シンポジウム」が開催されました。佐藤国土交通省事務次官は、「現在の日本橋が建設された当時の建設費は533,890円で、そのうち景観に充てられた費用は15%もあった。」と挨拶で話されていました。基調講演では、井上名橋「日本橋」保存会会長、伊藤滋早稲田大学特命教授、中村英夫武蔵工業大学学長らが、日本橋の歴史や将来像、全国の悪い景観等について様々な話をされました。後半のパネルディスカッションでは、「日本橋景観まちづくりを次世代につなぐ」と題して中村良夫東京工業大学名誉教授ら4人が登壇し、日本のへそである日本橋を観光客が集まる名所となるように、日本橋川の浄化を進め水辺も含めた地域全体を素晴らしいものにしていこう、今後は地元の人達の熱意をしっかり伝えていけるように連携も強化していこう等のまとめがありました。

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2006年04月25日

「中央区高層住宅防災対策検討委員会報告書」がまとまりました

 中央区においては、高さ60m以上の高層住宅(事務所等との複合用途を含む)が35棟、住宅戸数では9,691戸存在しています。現在、工事中が4棟、計画中のものも5棟あり、これらの戸数を合わせると16,708戸となり、現況に比較し約7千戸、1.7倍と大幅に増加します。
 大規模地震被災後のエレベーターやライフラインの確保対策など、ソフト・ハードの両面から関係する事業者などと共に調査・検討し、震災後も継続して生活できる震災時自立型高層住宅を目指し、必要な取り組みを明らかにしようと、本報告書をとりまとめました。区ではこの委員会の検討結果を踏まえ、今年度から高層住宅向けの防災対策リーフレットを作成するとともに、区内の高層住宅にアドバイザーを派遣し、それぞれの住宅に応じた防災対策について助言し、防災マニュアルを作成する事業などを行ってまいります。

2006年04月24日

銀座地区の地域ルールの見直しについて

 銀座地区は日本一の商業・文化のまちとして発展を続けている地域ですが、早くに都市化が進んだことから建物の老朽化も進行し、現在多くの建物が更新期を迎えています。個々の建替えが円滑に進められ、より高度な商業地として発展していくために、当地区では地区計画を地域ルールの軸としたまちづくりを進めています。
 今回、地元との十分な議論を行う「協議型まちづくり」を推進し、銀座ならではの良好な街並みを維持・継承しつつ新たな魅力を創出するため、銀座地区の地域ルールについて見直しの方向性を整理いたしました。今後、制度化に向けてさらに詳細な検討を行うとともに、必要となる手続きを進めていきます。

みんなでこいのぼりを揚げました

 4月24日(月)、厚生労働省の正面玄関広場において、「こいのぼり掲揚式」が行われました。この掲揚式は、児童福祉週間に先がけて児童福祉の理念の一層の周知を図るとともに、国民の児童に対する理解と認識を深めるため昭和22年以来毎年実施されています。
 今年は、中央区の保育園児(人形町保育園、日本橋保育園、浜町保育園)52名が、川崎厚生労働大臣や横綱朝青龍関らとともに「こいのぼり」の歌を歌いながらロープを引いてこいのぼりを揚げました。空を元気に泳ぐこいのぼりを見上げて、園児はもちろんのこと、みんなが笑顔になり拍手をしていました。最後に大臣や来賓らから小さなこいのぼりを一人ひとりに手渡されると園児らは大喜びでひらひらさせて厚生労働省の正面玄関はたくさんのこいのぼりでとてもにぎやかになりました。

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2006年04月20日

ポンプ所で大根堀りをしました

4月20日(木)、東京都水道局桜橋第二ポンプ所(湊1-1-2)で、区立桜川保育園(入船1-1-13)の園児による大根堀りが行われました。
都会のこどもたちが自然と触れ合う機会として、ポンプ所の敷地の一部を利用して栽培した露地の大根を見てもらいながら、ポンプ所の仕事や施設などを知ってもらおうという趣旨で行われました。
4歳、5歳の園児ら40人は、自分たちの足より太い大根を職員や保育士に手伝ってもらいながら掘り出しました。掘り出す度に、その大きさに「わぁー」と歓声があがり、みんな満足気でした。日頃は見かけることの少ない大きな葉っぱがついた大根に驚いた表情の園児もいましたが、自分の掘り出した大根を抱えて、誇らしげに見せてくれました。

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2006年04月18日

中央区民文化財が新たに3件登録

中央区教育委員会では、中央区文化財保護条例に基づき、区内の文化財について調査を進めています。
このたび、中央区文化財保護審議会への諮問・答申、所有者の同意などの手続きを経て、平成18年4月1日付けで中央区民文化財として「東京証券取引所所蔵文書」・「佃島沽券絵図 控」・「明石町遺跡内 築地外国人居留地445号遺構出土遺物 附556号遺構出土クレイパイプ」の3件を新たに登録することが教育委員会で決定されました。
これにより、中央区民文化財の登録件数は80件になります。
区民文化財の登録とは、区の歴史や文化に深いかかわりを持つ文化財を「中央区民文化財」として認定し、その保存・活用をはかることを目的としています。

「東京証券取引所所蔵文書」
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「佃島沽券絵図 控」
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「明石町遺跡内 築地外国人居留地445号遺構出土遺物 附556号遺構出土クレイパイプ」
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2006年04月16日

少年少女スポーツフェスティバル

4月16日(日)、総合スポーツセンター(中央区日本橋浜町2-59-1)、浜町運動場、浜町公園において第14回少年少女スポーツフェスティバルが開催されました。この催しは、スポーツを通して区内に20団あるスポーツ少年団の団員同士の交流や新たに入団を考えている小・中学生への呼びかけを目的として行われています。あいにくの空模様となりましたが、スポーツセンターの中は、スポーツ体験スタンプラリーに参加した約600人の小・中学生の熱気であふれていました。

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2006年04月14日

中央区新入職員が区内をウォークラリー

4月14日(金)午前9時から、中央区役所の新入職員21人がこれから働く中央区のまちを肌で感じ取ってもらおうと、4チームに分かれて区の施設や名所・旧跡44カ所を回るウォークラリーに挑みました。
小学校・図書館・社会教育会館・神社、区民センターなどの区の施設ばかりでなく日本橋、下町情緒あふれる佃のまち並み、対照的に高層住宅が立ち並ぶ佃のリバーシティ21、などを歩き回りました。

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2006年04月08日

龍神社例大祭が行われました

4月8日(土)、大島桜が満開の住吉神社(佃1丁目)で、境内社「龍神社」の3年に1度の例大祭「龍神祭」が行われました。
 昼近くに降りだした雨も例大祭の始まる午後1時に合わせたように青空が広がり、集まった氏子衆の顔も明るくなりました。住吉神社では、さくら祭り(3月25日から4月9日まで)も行われており、参詣者に甘酒やお汁粉をふるまっています。本日の例大祭では、奉納芸能で女流名家舞踊大会(東京新聞主催)等でご活躍の観帆真伎氏による美しい日舞も行われ、甘酒の甘い香りのなかで多くの観客が鑑賞していました。

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2006年04月07日

甘茶とお菓子で参詣客を接待「人形町大観音寺花まつり」

4月7日午前11時から「大観音寺(おおかんのんじ)」(中央区日本橋人形町1-18-9)でお釈迦様の生誕を祝う花まつりが行われました。
参詣の後にお寺の前に設けられた休憩処で、甘茶とお菓子の接待(接待用お菓子1,800個)が行われていました。また、三角くじをひいて、当選者には人形町の銘品(340箱用意)がプレゼントされるというお楽しみもあり、昼時の会社員や買い物客で賑わっていました。

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2006年04月06日

元気に入学しました、新一年生!

 桜の花も満開の本日4月6日(水)、中央区の16の小学校で新一年生が入学式を迎えました。
 中央区立泰明小学校(銀座5-1-13)では、55名(男23人・女32人)の一年生が入学しました。午前10時から始まった式では、緊張しつつも名前を呼ばれて「はい」と大きな声を出す子や手をあげて返事をする子の姿に、会場は微笑ましい雰囲気が漂っていました。校長先生が式辞の中で「三つの約束として、挨拶しましょう、仲良くしましょう、自分のことは自分でしましょう」と話されると神妙な顔つきになっている一年生もいました。一年生が校長先生から嬉しそうに教科書を受け取る様子や、担任の先生に「よろしくお願いします。」と元気に挨拶する様子に来賓もニッコリと微笑んでいました。

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2006年04月05日

中央区は定住人口10万人を達成しました

 本区が基本構想に掲げて長年目標としてきた「定住人口10万」は4月4日達成されました。
 本区の人口は4月4日に10万人を突破し、本日4月5日では100,057人で、昭和50年以来31年ぶりの10万人台回復となりました。
 この記念すべき10万人目の区民になられた佃2丁目の柴田さんのご家族に、本日4月5日に区民証と「お江戸日本橋」をデザインした楯を記念品としてお贈りしました。

 中央区の人口は戦後間もない昭和28年1月にはピークとなる172,183人を数えましたが、その後の高度経済成長と都市化の進行、そしてバブル経済とその崩壊の過程で44年間にわたって人口減少が続きました。
 平成9年4月には過去最低となる71,806人まで減少し、都心の空洞化や地域活力の低下などが深刻となりました。
こうしたなかで昭和62年4月に就任した矢田区長は「定住人口回復」を区政の最重要課題と位置づけ、昭和63年1月1日に庁内に「定住人口回復対策本部」を設置し「都心に人が住めるようにしよう」を合い言葉に区をあげて人口の維持・回復に向けた取組を開始いたしました。
主な取組は以下のとおりです。(制度等の説明:別紙のとおり)
・区立住宅の充実:46戸→990戸、「応能家賃制度」や若年世帯等の「優遇制度」の導入
 ・住宅をつくりやすい制度と居住環境の改善に誘導する施策の展開:用途別容積型地区計画、街並み誘導型地区計画
・住み続けられる施策の展開:コミュニティファンド制度、固定資産税・相続税の負担軽減活動
・住み良いまちづくりに向けた施策の展開:公園・緑地・水辺など環境の整備、高齢者・障害者・子育て支援など福祉の充実と教育環境の整備、地域活力を向上させるコミュニティ施策の  展開、活気とにぎわいのあるまちに向けた商工業・観光施策の展開

 しかし、9年間は依然として人口減少が止まりませんでした。区の取組の成果がはじめて目に見える形となったのは本部設置後10年を経た平成10年1月1日で、対前年比297人と45年ぶりに人口が増加に転じました。以来9年連続、各年1月1日比較の通算で26,988人、37.4パーセントと力強い上昇が続いています。また、過去最低と比較すると28,251人、39.3パーセントの増加となっています。これは、「中央区に住みたい・中央区で生活したい」と考える人が増えてきたためと考えております。とりわけ30歳代を中心とした若い層の転入が多いことから、以前は23区の中でトップクラスだった高齢化率が現在では22位となっています。
今後は、この定住人口10万を礎に、本区基本構想に掲げる将来像「生涯躍動へ 都心再生 - 個性がいきる ひととまち」の実現に向けて、区政の一層の質の向上と躍進に全力を傾けてまいります。
また、人口10万達成を記念して、本区名誉区民である聖路加国際病院理事長日野原重明 氏 の講演会を計画しています。

2006年04月04日

安産祈願の神社「東京水天宮」が助産師育成支援を始めました

 東京水天宮(日本橋蛎殻町2-4-1)は、安産祈願、子授けの神社として全国に知られている神社です。
 この東京水天宮で、急速に進んでいる少子化に少しでも役に立ちたいと今年度初めて「東京水天宮助産師育成支援制度」を実施することになりました。
 この制度は、関東地域の助産師養成施設において助産師の国家資格を目指す学生のなかから各学校長に推薦された学生を対象に1人10万円の育成支援金を授与するものです。今年度は、聖路加看護大学をはじめとする17の学校を対象にご案内したそうです。
 なお、この制度の選考委員会の委員には、弘前学院大学の吉岡利忠学長、聖路加国際病院の日野原重明理事長などが就任されています。

2006年04月03日

日本橋架橋95周年記念 日本橋地下歩道Ⅰ期区間開通式及び、第15回春の名橋「日本橋」まつりが開催

4月2日(日)、日本橋地下歩道Ⅰ期区間開通式及び第15回春の名橋「日本橋」まつりが開催されました。
 官民協働により進められてきた日本橋地下歩道について、Ⅰ期工事区間(日本橋三越本店新館前、日本橋三井タワー前)における工事が完了し、開通式が行われました。来賓の扇千景参議院議長は、「国の重要文化財である日本橋が道路の原点・日本の中心としてより明るく美しくたくさんの人達が集うことを願っています。」と挨拶されました。また、引き続き日本橋滝の広場で行われた「日本橋」まつりのオープニングセレモニーにおいても「道路元標のある日本橋は、五街道の母です。日本の顔ともいえる日本橋を覆っている高速道路を撤去し、世界に誇れる日本橋に戻るよう多くの人に力を貸していただきたい。」と挨拶され、たくさんの拍手を受けていました。

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