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 「忘れられない愛がある−」。明治座3月公演は、北の涯てに咲いた恋物語を贈ります。原作は、北海道に生まれ「挽歌」に代表される北海道を舞台にした小説を数々発表している原田康子。彼女初の時代劇作品を、西郷輝彦・杜けあきという豪華初コンビによる競演で明治座が舞台化します。厳しい自然にさらされた北の大地。その最果ての地で、力の限り生きようとする男と女−。そのひたむきな姿は観るものの心に響きます。壮大なスケールで描く意欲作に、是非ご期待下さい。

●開演時間 2002年3月3日(日)〜28日(木) 11:00am/4:00pm
●ご観劇料(税込)A席12,000円  B席5,000円
「風の砦」

 ペリーが来航し、時代の流れが大きく変わろうとしていた頃。秋田藩士・古島香織は赴任先の蝦夷地(現北海道)へ向かう船中で、ゆうという女の危難を救った。ゆうは函館奉行所の役人・助川の妻で、夫の赴任先に一子良太郎とともに向うところだった。
宗谷に着いた香織を待っていたのは、幕府の役人と警備を命じられた小藩の藩士との小競り合い。地元の民アイヌとの確執。そして生死に関わるほどの厳しい寒さだった。香織が自ら願ってこの厳しい土地へ来たのは、新妻・菊の「他に好きな男がいる」という思いがけない告白からだった。ゆうもまた、人足やアイヌを人とも思わぬ非常な夫との間に、深い溝を感じ始めていた。香織とゆうは、次第に魅かれあっていく。
一方、香織の親友の運平は、アイヌの娘ショルラに思いを寄せる。二組の男女が織りなす愛の行方は・・・。

                                                       2002年2月掲載記事  
                                             ※内容は、掲載当時のものとなります  

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